株式会社資生堂は、「エコ・ファースト企業」として地球環境保全の取り組みを積極的に推進しています。国内工場の「2010年度に15%削減(1990年度比原単位)」の達成に向け、その実現への具体化に、久喜工場が率先して、CO2排出量削減目的に、照明省電力化、作業環境の改善も合わせ「太陽光照明システム」の導入となりました。
- 施設概要
埼玉県久喜市に所在する(株)資生堂 久喜工場は、シャンプーやリンスなどのほかコスメティック製品を製造しています。また北関東から新潟県までをカバーする製品配送ストックセンターの役割も兼ね、毎日約300種類の製品が工場から出荷されています。
- 使用製品
ソーラマスターシリーズ solatube330DSオープンタイプ 33台
散光カバー:オプティビュー
- ソリューション
太陽光照明システムは通常の作業時間中は電気照明を点灯せずに作業が可能で、これまでに設置済みのいろいろな環境配慮型の設備に加えて、省エネ、CO2削減に貢献します。また作業面で同じ明るさなら、光を拡散する太陽光照明システムは天井面や壁面の明るさも大きく改善できました。環境への配慮+作業環境の改善=これからの省エネ機器の目指すべき道が一つ見えました。
- 設置効果
solatube330DS 33台設置後翌月の照明電力量が前年同月に比べ約35%の削減が実測されました。CO2排出量換算にしますと13.9トン/年削減になります。
- お客様の声
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- 明りのコントラストが少なくフォークリフトの操作がとても楽になった。ラップの映り込みやキラキラ感もなくラベルの文字も見えやすくなった。(工場内従業員)
- 今までは外からすぐに内に入ると目が慣れずによく見えなかったがそういうことがなくなった。(運転手)
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