※本文中のブランド名表記は、掲載時のブランド名称である「スカイライトチューブ」になっています。
株式会社資生堂 久喜工場 工場内製品倉庫(埼玉県 久喜市)
株式会社資生堂・久喜工場は、埼玉県久喜市の清久工業団地内にあるシャンプーやリンス、コスメティック商品などを製造している工場です。
▲設置後01:明るく輝いているのが「太陽光照明システム」
▲設置前01:光っているのが水銀灯
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目 的
株式会社資生堂は、環境先進企業「エコ・ファースト企業」として地球環境保全の取り組みを積極的に推進しています。国内工場の「2010年度に15%削減(1990年度比原単位)」の達成に向け、その実現への具体化に、今回、久喜工場が率先して、CO2排出量削減目的に、照明省電力化や作業環境の改善も併せて「太陽光照明システム・スカイライトチューブ」の導入となりました。
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使用製品
330DS オープンタイプ
プリズマティック 散光カバー 33台 -
ソリューション
「太陽光照明システム」は通常の作業時間中は電気照明を点灯せずに作業が可能で、これまでに設置済みのいろいろな環境配慮型の設備に加えて、省エネ、CO2削減に貢献します。また作業面で同じ明るさでも、光を拡散する「太陽光照明システム」は天井面や壁面の明るさも大きく改善できました。環境への配慮+作業環境の改善=これからの省エネ機器の目指すべき道が一つ見えました。
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評 価
「太陽光照明システム」33台設置後翌月の照明電力量が前年同月に比べ約35%の削減が実測されました。 CO2排出量換算にしますと13.9トン/年削減になります。
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- 働く人の声:明りのコントラストが少なくフォークリフトの操作がとても楽になった。ラップの映り込みやキラキラ感もなくラベルの文字も見えやすくなった。
- 運転手の声:今までは外からすぐに内に入ると目が慣れずによく見えなかったがそういうことがなくなった。
▲設置後02:明るく輝いているのが「太陽光照明システム」
▲設置前02:光っているのが水銀灯
しがぎん浜町研修センター 研修施設(滋賀県 大津市)
滋賀県大津市にある「しがぎん浜町研修センター」には、滋賀銀行がこれまで、長年にわたる「サタデー起業塾」の開催や、2008年7月に初めて開催された「エコビジネスマッチングフェア」の開催など、今日まで積極的に取組んできた「環境ビジネス支援」により、実を結んだ取引先の環境技術や製品をたくさん採り入れています。
▲屋上に設置された採光ドーム
▲明るく輝いているのが最上階に設置された「太陽光照明システム」
▲建物外観
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目 的
同研修センターは、平成15年10月の滋賀銀行創立70周年記念事業の一環として計画し、「人(研修)」「環境(エコ)」「健康(アメニティ・リラクゼーション)」を基本コンセプトに、同行の「人材育成」と「環境を主軸としたCSRのしがぎん」のシンボルタワーとして位置づけられたものです。
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使用製品
SM-400 / 600
オプティビュー 散光カバー 5台 -
ソリューション
「しがぎん浜町研修センター」は、財団法人建築環境・省エネルギー機構(通称・IBEC)の認証する「CASBEE(建築物総合環境性能評価システム)」※で最高の「Sランク」を、京都滋賀地域で初めて、西日本の金融機関でも初めて取得しました。
※CASBEE(キャスビー):「Comprehensive Assessment System for Building
Environmental Efficiency」の略。省エネや省資源・リサイクル性能といった環境負荷削減の側面はもとより、室内の快適性や景観への配慮といった環境品質・性能の向上といった側面も含めた、建築物の環境性能を総合的に評価するシステム。 -
評 価
「太陽光照明システム・スカイライトチューブ」や各種環境技術・製品の利用により、標準的な建物と比べてCO2排出量を年間約55t削減(削減率22.4%)します。そのほか、室内の快適性や景観への配慮といった要素も取り入れた結果、「CASBEE(建築物総合環境性能評価システム)」の「Sランク」認証を取得したものです。
テクノカレッジ草津(高等技術専門校) 技能研修施設(工場)(滋賀県 草津市)
テクノカレッジ草津は昭和58年に「滋賀県立草津高等職業訓練校」として開校され、その後、平成21年に「滋賀県立高等技術専門校・草津校舎」(愛称:テクノカレッジ草津)となりました。滋賀県南部の草津市に位置し自動車整備科、コンピューター制御科のほか求職者向けの職業訓練、中小企業向けの人材支援などを運営しています。
▲テクノカレッジ草津前景
▲屋根に設置された8台の採光ドーム
▲既存のトップライトと「太陽光照明システム」の併用
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目 的
滋賀県はマザーレイク琵琶湖を擁し、全国でも有数の環境意識の高い県です。そうした環境から「太陽光照明システム・スカイライトチューブ」が生まれたのは偶然とは言えません。ただ、これまで民間施設には導入が進んでいましたが残念ながら公共施設への導入までには至っていませんでした。そうした中、平成24年5月に関西広域連合の新商品調達認定制度の調達事業者に選定されたのを機に県の施設への導入が検討され、テクノカレッジ草津に設置が決定しました。産学官が一体となって、環境に取り組む滋賀県の姿勢が、他の都道府県の手本となることを目指しています。
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使用製品
750DS オープンタイプ
プリズマティック 散光カバー 8台 -
ソリューション
延長されたチューブと散光カバーで、天窓と比べて、単なる明り取りにない光を作業する手許まで届けます。また、ただでさえ、熱の発生しやすい技能研修場所でも、太陽光照明システムは熱の持込を抑えます。加えて750DSの特性として、内部にレーザーカットを施されたドームが低い位置の太陽光を効率よくとらえ、真昼の真上からの太陽の光のギラツキもほどよくミックスし作業効率の向上をサポートします。
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評 価
- 照明としての役割に加え、熱の持込を抑えるという点からも、節電に寄与しております。
- 手許が明るくなり、これまで以上に作業効率がUPしました。
株式会社佐野テック 事務所・工場・その他(三重県 三重郡)
「何でも断らず、よい品物を、決まった納期に、必ず納入すること。」を使命として、品質向上・顧客満足を最優先とし、鉄骨建築から木造建築まで全ての新築・増改築の総合建設業と第二名神・第二東名・羽田空港D滑走路をはじめ、全国の橋梁に使用されている免震支承金物など、橋梁の最先端部品を製作している企業です。
▲明るさを照度センサーで管理。
必要に応じてLED照明が点灯するシステムを採用
▲トイレや廊下等の窓がないような所では、
雨降りでも曇りの日でも電気照明は不要
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目 的
佐野テックは、工場内及び旧事務所の全照明をLEDにするなど、環境への取り組みを重ねています。新社屋の増築の際に、地球のために10年、20年の未来のことを考えた「日本で初めての自然光オフィス」の建築を構想し、冷暖房を考慮した複層窓や紫外線を98%カットするガラスの採用、昼間の電気照明は一切使用しない「太陽光照明システム・スカイライトチューブ」の採用となりました。
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使用製品
160DSタイプ / 290DSタイプ
330DSオープンタイプ / 750DSクローズタイプ
計49台 -
ソリューション
新社屋の事務所・会議室・トイレ・工場など様々な場所に「太陽光照明システム」を採用。事務所では昼間用照明に「太陽光照明システム」を活用し、夕方になって一定の照度を下回った時にはセンサーが作動し、LED照明が自動点灯するというシステムを採用しました。また、LED照明は手動スイッチでの入切もできるようになっています。明るさのベースに自然光を利用し、不足分を電気照明で補うという考え方を実践し、電気代のコストが低減され、二酸化炭素(CO2)の排出を減らす効果を実現しています。
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評 価
「太陽光照明システム」33台設置後翌月の照明電力量が前年同月に比べ約35%の削減が実測されました。 CO2排出量換算にしますと13.9トン/年削減になります。
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- 太陽光照明システムは雨天でも一定の明るさがあるため、昼間の照明の消費電力はゼロで済んでいる。
- 計算上は、電気代を年間約40万円節約できる。環境に優しい未来型”自然光オフィス”が完成した。
- 工場内に設置いただいている太陽光照明システムについてLEDよりも明るいかもしれません。
▲明るく輝いているのが「太陽光照明システム」
▲屋根に設置された採光ドーム
EMGルブリカンツ合同会社 鶴見潤滑油工場 倉 庫(神奈川県 横浜市)
合成油「Mobil 1TM」をはじめとするさまざまなオイルラインアップで、自動車用・工業用・航空用・船用など、あらゆるニーズに世界最高レベルの技術で潤滑油の提供を行っている企業です。自動車用潤滑油においては、国内大手自動車メーカーとの次世代製品の共同開発や純正オイルの供給も行っています。
▲屋根に設置された採光ドーム
▲明るく輝いているのが「太陽光照明システム」
(LED照明消灯時)
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目 的
ISO14001にて毎年環境目標を掲げ、2020年の環境目標のひとつとしてエネルギー・資源の有効利用や環境意識の改善を目的に「太陽光照明システム・スカイライトチューブ」の導入となりました。
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使用製品
SolaMasterSeries
750DS オープンタイプ(特殊仕様)
オプティビュー 散光カバー 15台 -
ソリューション
「太陽光照明システム」の「石油化学系の危険物施設」への国内初の設置事例として、管轄の消防署からアドバイスをいただき、消防法を遵守しかつ現場に最適な形で導入が実現。エネルギーの有効活用という面で環境目標の達成に貢献できました。
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評 価
- 社内月報の記事などを通して社内への環境に対する意識向上と周知を実施。本設備はSDGs(7番:エネルギーをみんなにそしてクリーンに)の観点からも大変有効なものとなります。今後も鶴見潤滑油工場では環境に優しい設備の検討を続けたいと考えております。
- フォークリフトのオペレーターからは工場内の他倉庫に比べ製品の文字が良く見えるようになり製品の識別がしやすくなったという意見も出ています。今後、誤出荷ゼロ等の効果が出てくるのではと期待をしています。
- 消防署のご担当者様や、内部監査でも設置に対する高評価が得られました。また潤滑油業界紙の新年の社長挨拶でも設置事例を紹介致しました。
▲設置後:明るく輝いているのが「太陽光照明システム」
▲設置前:光っているのがLED照明
納入実績
企業の環境保全の取り組みのため、また、防災対策やまちづくりの一環としても「太陽光照明システム」は多数の実績を積んできました。